2019年7月20日土曜日

受診日

また父の様子を見に行った。

ちょうど、新しい病院に替えて2回目の受診日で、今回は神経内科の先生だというので、病院で待ち合わせて同行した。

その日は割と調子よく、顔を見ただけで私が誰か理解できていた。



担当医は淡々と手慣れた様子で長谷川式のテストを質問していくが、引き算と、覚えておいたものを後で思い出すのが散々だった。
野菜の名前も数個しか言えない。

最初の診断の時の正確な点数は覚えていないが、横で聞いていて、1年前よりも確実に認知症が進んでいるなあと感じた。

そして、話題は飲酒に。
驚いたことに前のかかりつけ医は紹介状に「アルコール依存症」と病名を付け加えていた。
今回の担当医からはどこか精神科にかかっていたのか?と聞かれたが、内科医である前医の判断だ、と言うと苦い顔をして閉口していた。

患者側としても開いた口が塞がらない。
アルコール依存症の診断基準は詳しく知らないが、きちんと評価もせず、治療もせず、病名だけ付けて放り出すとは、一体、どういう医者なのだろう。

この傍若無人ぶり、父が施設に入っているのでなければ医院名をさらしてSNSや口コミサイトでリークしたいくらいだ。
実家のような田舎では、こういう話を発信してしまうと、身バレして今後同じ施設の他の入居者さんに迷惑をかけてしまう可能性があるのでできない。

今回の担当医としても、飲酒を避けたいなら、話して納得させるのは無理なので、お酒を排除するか、お金を持たせないか、くらいしかないだろうとのこと。

今日の受診で、テストでは「分からない」を連発し、目の前で医者と付き添い者が「言っても理解できないし」みたいなトークが繰り広げられ、父はどう思ったか分からないが、診察後は口数少なく、送迎の車に乗りデイサービスに出かけて行った。

スタッフさんと話をすると、先日もデイサービスに出かけるためロビーに降りてきたときに赤い顔をしてお酒のにおいをぷんぷんさせていたそうだ。

前医の対応には不満しかないが、確かに朝から酒を飲んでいるようではアル中呼ばわりされても仕方あるまい。

さて、どうしたものか。

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