転院した病院で説明を聞いて10日余り。
夜遅くに電話が鳴った。
電話は病院からで、父の容体が急変したので病院の近くに住む叔母に連絡を取ってよいか、という連絡だった。
叔母には病院から連絡してもらい、こちらは妹に連絡。
この時間では動きようもないので、とりあえず、翌朝出かける準備。
そうしているうちに病院と叔母から連絡があり、父が息を引き取ったと。
叔母は葬儀社への連絡などしてくれ、未明に一旦帰宅。
父の件に関しては高齢の叔母におんぶにだっこで申し訳ない限りだ。
こちらも通勤ラッシュの時間を避けて昼過ぎに到着。
早速葬儀の段取りを担当者と決めていく。
TVCMではないが、核家族化した現代、喪主に悲しむ暇はない。
祭壇から骨壺まで上中下のリストから選び、お供えの並び順、初七日の料理の人数、お供えを何人に分ける予定か、を決めるのも責任者である私の仕事だ。
父のような死を前提にした高齢者の死であれば心の準備もできているし、実際に叔母とも事前に相談はしていたので淡々とこなせたが、まだまだこれから、という家族を亡くした喪主は本当につらいだろう。
今回はコロナの影響もあるので、ごく少数の親族のみで葬儀を行うことにし、納骨後にその他の親戚や父の友人知人に手紙でお知らせすることにした。
あっという間に父は骨になり、私も帰路についた。
↓介護ネタばっかりだと疲れちゃうので、同世代の日常もフォロー中
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