父の転院は年明けと、のんびりしていたら病院のソーシャルワーカーさんから転院候補の病院に面談に行ってほしいが年末の休み前はどうか?と打診が来た。
世はコロナでどこの病院も県外からはお断り!状態のため、また叔母に甘えることになった。
年末年始は忙しいため面談は年明け早々に決定。
2つの候補病院があったが、結局、病室の空きがある「看取り病院」という位置づけの病院に決まって数日後には転院となった。
転院直後の医師と看護師からの説明や意思確認は流石に県外からでも許可された。
「看取り病院」と思っていたのでさぞかし暗い雰囲気のやる気の無い病院かと思ったら、外来患者が少なく、患者さんもほとんどが寝たきりなので静かですっきりとした印象だった。
医師はともかく、看護師さんは丁寧に説明をしたり、こちらの希望を聞き取ってくれ、私も叔母も何だかほっとしたような気分になった。
病状としては、相変わらず広範囲の脳梗塞によって誤嚥からの肺炎を繰り返している状況。
誤嚥の心配が強いため経管栄養が無理なので、しばらく栄養が全然入っていないため、鼠径部の太い血管から栄養となる点滴をするのだそうだ。
もはや半月以上十分な栄養が摂れていない父にとって今更その栄養がどの位効果的なのかは疑問ではあるが、骨と皮だけの姿はとても痛々しく、手段があるのにそれを施さずこのまま放置するのはあまりにも非人道的に思える。
病室の外から見た父は微動だにせず顔を横に向けてベッドに横たわっていた。
きっと生きている父を見れるのはこれが最後だろうな。
↓介護ネタばっかりだと疲れちゃうので、同世代の日常もフォロー中
0 件のコメント:
コメントを投稿