2019年6月8日土曜日

お金のことだけ

このところ、朝と夜によく父から電話が来る。



朝は割と遅くまで寝てて起きれず、大体、父がデイサービスに出かけた後位の時間に起床ということがこのところ多くて、携帯が鳴っても気づかず。

夕方は外出してるか、夕食作っている時間で、携帯に出れないことも多い。

父はスマホで自分から電話をかけることはできても、かかってきた電話にはうまく出れないようで、かけ直しても「電話に出れません」と言われて終わってしまうので、最近は運よく?私が電話に出れる時しか出ていない。

しかし、話の中身は100%「お金送れ」で、こちらはお金を送らないので、電話に出たところで埒は明かない。

先日とうとう「何でわしの金をわしが使えんのじゃ」と言われて「認知症だからだよ!」と切れてしまった。

ちょっと悪かったかなと思った次の瞬間、認知症?誰がそんなこと決めたんや?認知症じゃない!と。
病院で診断されたことも治療を受けていることも説明してみたが、もはや父の認識の中には無い。
施設に入所を決めたときには、認知症と診断され、介護認定が要支援になったことも分かっていたはずなので、1年経たないうちに認知症の症状は結構進んでいるのだろう。

電話でカッとなって、瞬間的にそう言っただけと思いたいが、もはや父の頭の中では毎日繰り返し刷り込まれているお金のこと以外はもう回路がつながっていないようだ。

今、父のできるアウトプットは「お金が無い」だけなのだ。




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