結果から言うと、よくわからない。
ただ、鼻水が出やすくなったと本人が言っていて、唾液もちょっと増えてしゃべり辛そうにしていたりもしていて、添付文書に記載はないが、作用機序を考えるとありうるかなあとも思う。
薬自体は身体に何らかの作用は起こしているようだけど、元々、認知症の初期なんて、その日によってコンディションにムラがあるから、薬が効いているようなシャキッとした日もあれば、やっぱりね、っていう訳分からない日もある。
見ている側のプラセボ効果もあるだろうけど、なんとなく前よりシャキッとしたような気はした。
これは私より接点の多い伯母も同じ意見。
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父とマメに会話をするようになって思うのは、日付とか、自分の名前とかは言えるし、書ける。
会話をしていても、年齢相応に会話は展開できている。
でも、その一つ一つの、それは作り話でしょ、って感じのエピソードを細かく掘り下げて、どの駅から乗ったのかとか、そこまでどうやって行ったのか、誰が迎えに来たのか、なんてしつこく聞いていくと、全然違うことを言ったり、辻褄が合わなくなったり。
これが認知症なんだろうなあと思う。
年齢故の経験値で、世間話を適当に繋げていくのは、本能的にできるのだろう。
なので、接点の少ない医師や介護保険の調査員なんかが話しかけると、違和感の無い話はできちゃう。
私や伯母なんかも、この中身が嘘っぱちの竹輪のような話を聞いて、まともに戻ったような錯覚にとらわれていると、あっという間に足元をすくわれる。
とりあえず、1か月は忘れず(多分)薬を貼れていたのは、ある意味薬の効果と言っても良いのではないか?
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