2019年10月30日水曜日

謎の保険

前回実家に行った際、ここ何年かの古い通帳を持ってきた。

お金の流れを見るためだ。

ずっと追ってみていくと、一つ、毎年1回引落になっているものがある。
通帳の表記は簡略化されていて何なのかさっぱり分からないし、思い当たるような契約書も見つからない。



ある時、転送でやってきた父の郵便の中に、保険の営業所の統合に関する案内があった。
通帳の項目と関連があったので、もしやと思い、さっそく電話して事情を話した。

確かに父名義の保険のようだが、個人情報は保護されていて、本人以外には何の保険かも話せない、と。

自宅に保険証書や更新手続きに関する書類もないことを話すと、現役時代に働いていた企業の従業員(退職者)向けの保険のようで、一般の保険と違って、証書や案内などは特段送らないのだそうだ。

さてどうしたものか。。。と電話口で考え込んでいると、電話口ではなく、保険会社の担当と対面で本人・続柄の確認ができれば、代理人の手続きができ、代理人になれば、その保険証書の再発行が可能になるとのこと。

私の住まいの最寄りの営業所の方にお越しいただいて、過去にたまたま取っていた戸籍謄本(私と父の名前が書かれていて関係性がわかるもの)と、父の住民票(父の住所がわかるもの)、それと私の免許証(私自身の証明)を見せて、代理人になる手続き書類と保険証書の再発行の書類の空欄を埋めていく。

今回の代理人の手続きはあくまでも保険証書の再発行のためのもので、今後も何か手続きが必要になる場合は、その都度代理人手続きなり父の意思の確認なりをしないといけないのだそうだ。

また、法定代理人(成年後見人)をなぜ立てないのか、というのも質問された。
(保険会社内の手続き上、確認が必要なのだそう)

保険会社の担当者さん曰く、最近は本人の意思確認が厳格化される一方、加入者が高齢化していて、その意思確認が難しい事例が結構あるのだそうだ。

制度を悪用する輩が増えると、悪意のない一般人がこうやって被害を被るのだ。

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