1月上旬、東大の研究で、ヒスタミン神経を活性化させる既存の薬(めまいの薬)が認知症に有効という研究結果が報道された。
ヒスタミンというと、アレルギーとか花粉症とか言うイメージだが、脳内と末梢ではその働きが異なっていて、脳内では神経伝達物質の一つとして、脳の中の情報伝達に重要な働きをしている。
報道によると、この薬を服用すると、忘れていた記憶を思い出す割合が増加するとのこと。
現在はこの薬が有効かどうかということよりも、記憶のメカニズムにヒスタミンがどのように関与しているかということを知るための基礎的な研究の段階。
なので、どんな病態に有効なのか、適正量はどのくらいなのか、その用量で副作用は無いのか等々、実用的なところは分かっていない。
それでも、他の病気の治療薬として実用されているので、全くの新しい化学物質よりはずっと早く臨床で使われる可能性は高そうではあるが。
引き続きいろいろ検索していると、よく噛むとヒスタミンが分泌されるのだそう。
これなら誰でも簡単に取り組めそうだし、安全性に問題もない。
しかも、満腹中枢はヒスタミンがコントロールしているので、噛むことで満腹中枢が刺激され、食欲を抑えられる。
ダイエットもできて一石二鳥だ。
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