2019年1月1日火曜日

思い込みと嘘の記憶

ある日、施設のスタッフさんから電話が来た。

父が、今度、昔の仕事仲間と県内のホテルで泊りがけで忘年会をすることになったので、その日の食事を止めてほしいと言われていたのだが、当日夕方になっても誰も迎えに来ず、何か事情を知らないか?というもの。
食事を止めてしまっているので、食べるものが無いがどうしたものか。



もちろん私は何も知らない。


結局、その日はスタッフさんが入居者さんの食事のご飯を少しずつ節約して、父におにぎりを準備してくれた(なんとありがたい対応!頭が下がる)。

私からも父に電話して、幹事は誰か等々、情報収集をする。
毎年、この時期の第二土曜日はそのホテルで忘年会と決まっている。
○○さんが幹事(苗字しか知らない)、連絡先は分からない、迎えに来てくれる人も誰かわからない、と。

少ない情報だけで、一応、ホテルに電話をしてみるが、宿泊者等の情報はこちらからは何も提供できないと。
まあ、それはその通りだ。

仕方がないので、もし、父の言う○○さんが本当にいらっしゃったら、一人不参加になる旨伝えてほしいと言って電話を切った。

父に再度、電話をすると、「もうわしは今日は行かないことに決めたんじゃ!もう何もせんでいい!!」と。

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そもそも、この事件が起こったのは10月で、10月に普通、忘年会するか?
父は長く、遠い地方で働いており、今の県内で働いていたのは30過ぎくらいまで。
仕事関係で忘年会をする仲の人たちなど、いるだろうか?

その半月ほど前、父は高校時代の同級生とのランチ会があったが、事前に食止めにしなかったことを強めに指摘した。
食止めのことを言われて、食事を止める用事を想像の中で作りだしたのではないか?

本人の記憶が定かではないので、結局何でこういうことになったのかは全く不明だが、こういうことがこれからどんどん起こるのだろうな。

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