2018年12月17日月曜日

服を買う 身だしなみが出来なくなっていた

これも認知症の症状の一つなのだろうが、伯母によると気候に合わせた服が着れなくなっていたようだ。

冬の寒い時期でも秋口の服装で過ごしていたようでびっくりしたとのこと。
夏の服も、洗濯に失敗して、まだらに変色した服をいつも着ていた。



入所前に訪ねたときにも、見送り時には下着のシャツに伸びきったブリーフ姿で玄関の外まで出てきて、かなり焦った。

広告



本人に言うと、だれにも会わないから、これでいいんだ、と。
周辺とのコミュニケーションが希薄で、周りからどう見られるか、どう見られたいか、という欲があまり湧いてこないようだ。

確かに、門の内側だから家の中と言えば中だけど、近所のおばちゃんたちは見てるよ、きっと。

個性というか、老人のプライドというか、いろいろ指摘されると、素直に認めることが出来ず、すぐに「いいから、放っておいてくれ」、とか、「もう○○するのはやめた」とか言う。

実家の箪笥をかき回しても、襟元が黄色くなったシャツや、毛玉だらけのニットなんかばっかりで入所を機に何枚か新調した。
靴もヨレヨレだったので、新しいスニーカーを購入。

最初はそんなの要らない、と言っていたが、ズボンを試着したり、靴を試してみたりしているうちに気分が良くなったようで、帰るころには心持ちにこやかな顔になっていた。

こういう刺激も大事なんだろうなあと思った。

↓介護ネタばっかりだと疲れちゃうので、同世代の日常もフォロー中
にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

人気の投稿