2018年12月12日水曜日

薬は飲んだつもり

入所後必要なものを実家に取りに戻った。

フライングで入所した際、持って来たのは下着と洗面道具と何故かTV。

TVに至っては、本体のみを持ってきて、アンテナ線を持ってきていなかったので、結局1晩TVは見れなかったようだ。



実家にてシーツ類やタオル、日用品などをかき集めていると、薬の束が置き去りになっている。
むむ? 昨晩と今朝は薬飲んだんだろうか?

見ると、認知症の貼り薬が何日かスキップしている。
あ~、だからフライングとかしちゃうんだよ。。。。


元々、血圧と高脂血症の薬を飲んでいて、もらって来たら全部丁寧に切り離して、豆クリップで1回分ずつ丁寧にまとめてあった。

なので、しっかり飲めていると思っていたが、違っていた。

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入所に際し、薬はスタッフから配薬してもらうことにしたので、薬の数を数えておこうと、クリップを外していくと、なんと、朝の薬は次の受診日までの分しか残っていないのに、夕の薬は大量にある。

数えると2カ月分以上ある。

いくら探しても、それ以上薬は見つからなかったので、おそらく、朝はしっかり飲めていたのだろうが、夕の薬は忘れていたようだ。

本人に聞くと毎回、ちゃんと朝晩飲んでいるというし、薬自体も丁寧にクリップでまとめられていたから、てっきり、飲めていると思っていた。


このとき、父の言うことは信用してはいけないのだ、と思い知らされた。

おそらく、周囲を騙そうと思っているのでは無く、飲んだつもりになっていたか、聞かれたら、「もちろん飲めている」と、自身が思いこんだとおりに口をついて出てくるのだろう。

ということは、これ以外の生活習慣も、本人が、こうしていた、ということは、概ね思い込みが含まれているということになる。

食事も風呂も洗濯も、父の言う「ちゃんとしていた」というのは信じてはいけないのだ。

認知症とは厄介なものだ。。。


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